未経験でもわかる!情シスの1日の流れと仕事内容

情シスの1日 情シス奮闘記

こんにちは、sakuです。

私は現在、関西のインフラ系グループ会社で情報システム担当(情シス)として働いています。早いもので4年目になりました。

よく「情シスってどんな仕事をしているの?1日何してるの?」と聞かれることがあります。

そこで今回は、私のある1日のスケジュールを紹介したいと思います。

これから情シスを目指す方や、働き方に興味がある方の参考になれば嬉しいです。

情シスの役割(前提)

まず簡単に。情シスは、社内のIT全般を支える部署です。

弊社の場合は「情報システム部門」といった独立した部門はなく、スタッフ部門の中の担当といった位置づけになります。

私が担当している職務はだいたいこんな感じ。一部は上司が担当しているものもありますが…。

  • PCのセットアップやキッティング

  • 社内システム(OBIC、イントラサイトなど)の運用

  • 社員からの問い合わせ対応

  • プロジェクト(PCリプレース、スマホ導入など)の推進

  • 親会社へ申請

私の職場は少人数体制なので、幅広い業務を“何でも屋”のように担当するのが特徴です。

未経験でもわかる 情シスの1日

私のとある1日のスケジュールを紹介します!スケジュールといっても、問い合わせ対応などの突発対応が多いので、結構乱れるんですよね。

まあ、こんな感じというイメージを掴んでもらえばと思います。そしてこれはあくまでも私の場合です。

時間帯 業務内容 詳細
8:30 出社・メールチェック 出社したらまずはメールチェック!
9:00 問い合わせ対応 ・メールやTeams、電話で届く問い合わせに順次対応
・大抵は何とか解決します。
・解決しないこともあります…
10:00 イントラサイト更新※1 社内イントラサイト(SharePoint)の更新
11:00 Teamsで打ち合わせ ・社外Webサイトのリニューアルに向けて
Teamsで打ち合わせ
12:00 休憩 会社周辺のお店でランチorお弁当
13:00 パソコンキッティング 新しく採用された方のパソコン初期設定
14:00 問い合わせ対応 午前中と同様
15:00 ワークフロー※2
システム改修
依頼を受けた帳簿のデジタル化
(ワークフロー化)
17:15 退勤 残業する時は18時頃まで仕事しています

あまり定型作業がないのが特徴かもしれません。いわゆるルーチンワークですね。

※1 イントラサイト
社内専用のホームページのこと。就業規則や各種システムへのリンクなどがあります。
※2 ワークフロー
申請や承認といった定型的な業務の流れを電子化し、自動化するシステムのこと。
ワークフロー化することで、紙での業務を電子化に切り替えが可能。

1日を通して感じること

情シスの仕事は「毎日同じことの繰り返し」ではありません。

定常業務をこなしながら、社員からの問い合わせ対応やシステムトラブルの解決など、突発的な仕事が次々と発生します。

そのため、スケジュール通りに進まないことも多いですが、そのぶんやりがいを感じられる瞬間も多いのが情シスの1日の特徴です。

突発対応が多い

朝の予定通りに進まないことも多いです。

ヘルプデスク業務も行うので、問い合わせが多い日はやりたい仕事が進まないことなんて日常茶飯事です。

問い合わせが長引くと、1時間以上対応に追われることもあります。

自分の仕事がなかなか終わらない!なんてこともあります。それが仕事なのですが…。

調整力が命

他部署や拠点とのやり取りが多く、根回しも必要。

例えば、パソコンの入れ替えでは、場所の確保や備品の貸し出し依頼、スケジュール調整など、他部署の方と事前にやり取りが必要です。

現在進行形でパソコンの入れ替え作業を行っているのですが、他部署の方との調整ばっかりしています。

おかげで全部門の役職者の方から顔を覚えてもらえるようになりました。

感謝されやすい

「ありがとう」が直接返ってくる瞬間はやりがいを感じます。

情シスの一番のやりがいかもしれません。

何か困りごとを解決して、感謝してもらえるのはやっぱり嬉しいです。

情シスの1日の特徴

情シスの仕事は「毎日同じことの繰り返し」ではありません。

定常業務を行いつつ、社員からの問い合わせ対応やシステムトラブルの解決など、突発的な仕事が次々と発生します。

そのため、スケジュール通りに進まないことも多いですが、そのぶんやりがいを感じられる瞬間も多いのが情シスの1日の特徴です。

定常業務と突発対応が同時進行

情シスでは、定常業務(PC管理・システム運用)と突発対応(トラブルシュート)が同時進行します。

がっつり自分の仕事に打ち込んでいる時でも、容赦なくくる問い合わせ…。笑

集中力が切れてしまうことは日常茶飯事です。でも仕方ないのです。

困っている人がいたら優先するのが我々情シスなのでね!

納期に追われることは少ない

これは他のIT系の職種と比べての話になります。

例えばSE(システムエンジニア)だと、納期に追われて大変!というイメージがありますが、情シスは基本的に納期に追われることがありません。

あっても、帳票のワークフロー化(システム化)くらいですね。

そして社内で完結することばかりなので、そこまでプレッシャーも感じないですね。

プロジェクトが入ると一気に忙しくなる

プロジェクト(パソコンリプレース・スマホ導入)が入ると一気に忙しくなります。

暇な時は暇なんですよね。何しようかな~って悩む時もあるくらい。

なのに!例えばWindows10のサポートが切れるから、全台数のパソコンを入れ替える(リプレース)というプロジェクトが走り出すと超多忙です。まさに今ですね。

普段は残業が月20時間前後で収まるのに、40時間は余裕で超えてしまいました。笑

まあ、プロジェクトが終わると全然定時退社できる日もあるので、IT系の仕事の中では、そこまで残業は多くない方かと思います。

バランスはとれていますよ!

少人数のため、「自分が動かないと回らない」状況も多い

これは大企業で分業化されている会社には当てはまらないかもしれません。

少人数体制の会社だと、属人化されがちなので、〇〇さんじゃないとできない仕事が多くなりがちです。

弊社は、情報システム担当をしているのは課長と私の2人体制です。

課長は他の仕事もあるので、比重としては私の方が重め。今のパソコン入れ替えなんて、9割私がやっています。200台近く…。

休み自体は取れていますが、休み明けの私頑張れ!状態です。笑

まとめ:なんだかんだ情シスはやりがいがある仕事

情シスの1日は、予定通りにいかないことも多く、地味な作業も多いですが、会社を支えている実感が得られる仕事です。

未経験からでも挑戦できますが、求められるのは「臨機応変さ」と「調整力」

接客業の経験がある方も、コミュニケーション力や気配りが活かせるので向いていると思います。

これから情シスを目指す方は、まずは パソコンの基本操作やExcelに慣れておくことから始めると安心です。ぜひ参考にしてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました